研究者〔博士(栄養学)〕/管理栄養士/大学教員/2男の母

新卒で、小児病院勤務→大学院→病院→大学教員。

研究テーマは、糖尿病の食事療法と小児臨床栄養。

ライフワークは食と栄養のチカラを多くの人に伝えること。

普段は千葉県にある大学で准教授をしています。

神戸市出身。

このブログのコンセプト

「心で食を科学する」って矛盾していません?そう、科学は頭でするものだからです。私は栄養学を「科学」として研究していますが、一方で、食が「心」に与える影響をとても大きくとらえています。食や栄養を、科学と心の両面から眺めて、考えたことを書いています。

研究者として

糖尿病の食事療法と小児臨床栄養を中心に研究しています。研究のモットーは「管理栄養士の視点を大切にする」「臨床の疑問に応える研究」「食品や栄養素でなく、食事を研究する」。食事を食べたあとの生体反応や、栄養指導による効果検証などをおこなっています。

管理栄養士として

新卒で小児総合病院に勤めて10年余。毎日欠かすことなく、安全で必要栄養量を満たした食事を提供し続けるという、管理栄養士の誇りを学びました。また、患者さんから食事療法の大切さやチカラを学び、患者さんと向き合う喜びと難しさを知りました。現在は、研究・教育を主としていますが、やはり私の原点は管理栄養士としての仕事です。

大学教員として

学生がインターネット等を通じて、いくらでも情報を入手できる時代です。大学教員は、単に知識を与えるという役割でなく、学ぶ楽しさや意義、まだ解明されていないことがあることを伝える必要があります。学生が興味をもって自ら学べるよう、学生を励ますことが仕事だと考えています。

母として

家庭では、いかに簡単に(つまり手抜きして)栄養バランスのよい食事を子どもに食べさせられるか、をテーマに実践しているので、子ども達からは「ママよりパパの方が料理が上手だね」と軽口を叩かれます。管理栄養士として面目ないところですが、栄養学専門家である私の視点を、肩の力を抜きながら参考にしてもらえればと思います。