簡単 子どもに魚を食べさせる方法
結論:みそ汁に切り身魚を入れましょう!
自分や家族の食生活に野菜と魚が不足していると強いストレスを感じてしまうのは、管理栄養士の職業病でしょうか。わが家でも子供に魚を食べさせたいと思うのですが、なかなか苦戦しています。魚料理を前に渋い顔をする子どもに「じゃぁ、どうやってビタミンDを摂るの?ビタミンDが不足していたら、カルシウムがとれていても吸収されないんだよ。nー3系多価不飽和脂肪酸も不足してしまうし」と話すと、仕方なく食べています。お子さんのいるいないに関わらず、魚をあまり食べていないという方も多いのではないでしょうか。
魚を食卓に並べにくい理由(調理者側)
- 新鮮でおいしい魚が手に入らない。
- 価格が高い。
- 調理に手間がかかる。
- その割に仕上がりが地味で、家族に喜ばれない。
わが家版 こどもの好きな魚料理
- 刺身、寿司
- フライ
- 煮魚
- 【最下位】焼き魚(塩焼き、照り焼き、漬け焼きなど)
調理者としては、手間がかからない焼き魚で済ませたいのですが、骨を取るのが面倒、パサパサしているという理由で不評です。食事中の笑顔は30%減、食べ終わるのにかかる時間は30%増といった感じで、疲れて帰ってきて食事を作った立場としては散々たる気分です。
みそ汁に切り身魚を入れる
そこで、思いついたのが、切り身で売っている魚(鮭、たら、ぶりなど)を一口大に切って、味噌汁に入れてしまうという方法です。魚の汁物といえば、鯛の潮汁など澄まし汁のイメージがありますが、みそ味の寄せ鍋に魚介類が入っているイメージで、みそ汁にしてしまうのです。
調理がラク、みそ汁に入っているとパサパサしない、だしが出るなど良いことづくめで、「魚を食べさせていないな・・・」という罪悪感も落ち着きます。1回にとれる魚の量は少ないですが、この方法で頻度を増やせるといいですね。ぜひお試しください。