食事で成績アップ!?塾通い小学生のご飯作りで気を付ける2つのこと

塾の新学年が始まりました!

初めて塾に通いだす子どもたちも多いことと思いますが、塾通いが始まると食事リズムが変わることに注意しなければいけません。

食事による成績アップ効果を科学的に証明するのは難しいですけれども、

子どもが心身ともに健やかに塾通いができるよう、食事に工夫していきましょう!

塾と食事を考えるときに

1.お弁当を持参して塾で夕食を食べる場合

2.塾から帰宅後に、自宅で夕食を食べる場合

の2パターンがありますが、今回の記事では、2のケースを対象とします。

気を付けることは2つです。

1.塾で勉強する時間に必要なエネルギーを間食でしっかりとる(質も考慮する)。

2.夜遅くなる夕食の内容・量は、胃腸の負担の軽いものにして良質な睡眠を目指す。

塾に行く前の間食

帰宅が夜8時半~10時近くになることもあるため、間食をしっかりとることが大切です。

パンやおにぎりなどに含まれる炭水化物はエネルギー源となります。

ただし、炭水化物だけの間食でなく、たんぱく質やビタミン、ミネラルを摂取できるものを組み合わせるようにしたいです。

【たんぱく質】

・夕食のおかずができていたら、主菜の一部(肉、魚、大豆、卵)

・手軽さを求める場合は、ゆで卵や冷凍焼き鳥など

【ビタミン、ミネラル】

・作り置きの常備菜

・果物

・野菜たっぷりスープ(レトルトなどもOK)

毎回、炭水化物+たんぱく質+ビタミン・ミネラルを組み合わせるのは大変だと思いますので、

日によって

炭水化物+たんぱく質、だったり

炭水化物+ビタミン・ミネラル系

を組み合わせられるとよいです。

帰宅後の夕食

夕食をとってから寝るまでの時間が短いので、できるだけ消化が良く胃内停滞時間が短い食事がのぞましいです。

寝るときに胃に食事がたくさん残っていると、消化に負担がかかりますし、睡眠の質にも影響します。

【食事の内容は、脂質が多くなりすぎないように】

食事中の脂分がおおくなると胃内停滞時間が長くなります。

揚げ物やバター・油を多く使う洋風料理ではなく、煮物や蒸し物などの和食系や(油の少ない)炒め物がよいです。

量も多くなりすぎないように】

量を多く食べると、消化に必要な時間も長くなります。その意味では、夜遅い時間にたくさんの量を食べないほうが良いです。

しかし、育ち盛りの小学生にはしっかり食べてもらわなくてはいけません。

そういう意味でも、塾の前の間食をしっかり食べて、総エネルギーが不足しないようにしましょう。

まとめ

塾に行く前の間食を量・質ともにしっかりとることと、帰宅後の夕食は、量・質ともに身体に負担の少ないものにします。

そのうえで、成長期に必要な、エネルギー、たんぱく質、ビタミン・ミネラルが不足しないよう考えていきたいですね!