小児科に上手にかかれると、子育てが10倍安心だと思う

人生歩む先に小児科医ありー

大学時代に臨床栄養学を教わった先生が小児科医で、勤務先が小児病院、大学院に戻って前出の先生に指導を受け、現在の勤務先である大学でも小児科医の先生と一緒に研究をさせていただいています。また、母親として、子どもの主治医である小児科の先生にもとてもお世話になっています。

小児科の先生は、とにかく子どもへの眼差しが温かいことに感動します。もちろん、単にかわいがるだけでなく、成長を期待して声をかけてくださったり、子どもの全体をみて診療されます。「病気を診ずして、病人を診よ」という言葉がありますが、小児科はその究極のように思います。

母親として小児科にかかるときは、先生に信頼してもらえるように心がけています。質問もしやすいのは、これまで多くの先生と接してきたからかもしれず、一般化されにくいかもしれませんが、気になることを話せるようになることが、親としてのストレスを減らしてくれます。

小児科を受診するときに心掛けていること

1.(発熱のときは)熱型表をつけていく。

熱型表は、熱の推移を記入したグラフです。小児科でもらえることもありますし、インターネットでダウンロードサイトが見つかります。

2.処方される薬をその場で聞いて、飲み方を確認する。

飲みきりなのか、症状が治まったら止めていいのか。(受診時刻によって)1回目の薬はいつ飲むのか、など。

薬を全量飲めなかったり、飲んだ後吐いたりすると本当に困ります。門前薬局の先生もとても親切で、飲み方の相談に丁寧に応じてくださいます。

3.再診の必要があるかどうかを聞いて、必要な場合は必ず受診する。

もう元気そうだし病院に連れて行くのは面倒だなと思うときはありますが、再診が必要と言われたときは勝手に判断しないようにしています。

■さいごに

育児を経験していない時に、小児病院に管理栄養士として勤めていました。そのとき、「元気かどうか、機嫌がよいかは子どもの体調を見るのにとても重要」ということを学びました。地域の小児科でも、それは同じ。先生は「元気ですね」とか「ちょっとしんどそうですね」などとすぐにわかるのがすごいです。

家では、食欲を気を付けてみるようにしています。いつもに比べて食事が進まずダラダラ食べているので注意したら、そのあと発熱したーことが何度もあります。

こどもをしっかり観察して質問することで先生と信頼関係を築けると、安心して小児科を受診できると思います。